ロパートキナ


私の最近のお気に入りのバレエダンサーはそう、まったくもって今更なんですが、ロパートキナ。ずっとオペラ座バレエを崇拝していることを公言して憚らぬ私ですが、そして英国ロイヤルを罵っている私ですが(ダンサーじゃなくてなんか、舞台としてちょっとね〜)、ロシアのロシアバレエたる秘宝、キーロフのプリマであるロパートキナのその情緒は、あの志茂田カゲキそっくりのあのお顔をしても揺るがぬ存在感。志茂田でありながら美しく、怪我のブランクから生まれたのかその人生の苦悩や深みを反映した、知性的な解釈の舞台は圧巻の一言。173センチの長身、長い手足に彫刻のような完璧な造形美の足の甲、12頭身?みたいな超絶プロポーションに、信じられぬほど細身で強靭な、鋼の筋肉。節度と品格の漂う受け答えなどは全く持って、往年の映画スターのように、現世から完全に乖離した、どこをとっても偉大な看板のプリマに恥じること無い完全なアーティスト。ああ!あたちも170センチ超えてるよ!歳も私といっこ違いだよ!子供もロパートキナの子と同い年の女の子だよ!ただあたしゃ知性のかけらもないけどね。コンドームに水入れてうぶな女の子を恥らわせて遊んだりするし。4頭身だし。そろそろウエストがバストのサイズ抜くんじゃね?みたいな腹だし。3分でいいからチェンジしたい。3分代われたらグランパクラシックを完璧に踊ってみたい。あーあー練習しないで上手くなりたいわ〜。


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