2007-01-01から1年間の記事一覧

プロレス

バイトで細々と仕事をしながら実家に暮らし、下らんことばかりしていた独身時代、夜毎明け方までテレビつけっぱなしで起きていたので、何ってことも無く通販とプロレスに精通していた。プロレスをほとんど見なくなって7,8年経つが、当時特に好んでいたのがみ…

白鳥ふたたび

発表会が終わってから1〜2ヵ月後に、再びその公演の事を考えることはよくあることです。なぜって、舞台写真やら、DVDやらが届き始めるからです。今回はほとんど群舞だったので、いつもほど、凍りついて胃が裏返るような吐き気を覚えることは無かったもの…

長崎二人旅〜その3

4日目・最終日大方長崎市内の主要な観光スポットは見て回ったので、坂本竜馬が日本で初めて創設した株式会社・亀山社中跡地を目指す。どの日も歩くのは大変だったが、最終日ということで気が重いこともさることながら、実際一番急な坂が多い道程で、気分的に…

長崎二人旅〜その2

2日目宿泊したホテルに程近い、出島があったあたりを散策。既に出島あたり一帯は江戸の世から数えて何代目か、この間に埋め立てられて、今は単なる出島跡地となって、プチテーマパークとなっていた。長崎港界隈を散々歩き回った後、この旅の一番の目的である…

長崎二人旅〜その1

9月24日から4日間、娘(3歳)と二人で長崎に行って来た。若い頃は日本各地を貧乏旅行したものだが、もう数年旅行に出たことは無かった。本当に久しぶりの今回ではあったが、幼児と一緒ってことで自分の思うようにはいかず、でも初めての娘との旅は、それはそ…

さよなら白鳥

17日、発表会が終わりました。これといって理由は無いんですが、自分に残されたバレエを踊ることができる年数を考えても、もう白鳥を踊ることは無いような気がするんです。ヴァリエーションなら別ですが(←プ、踊れるつもり?)。でも踊る前は、白鳥を踊れな…

長崎行

私には長崎が必要だったんです、ずっと。本当は写真の撮影旅行といきたかったんですが、ストロベリーちゃんと二人旅になったのでそういうわけにもいかなさそうです。私は環境の変化に著しく弱いのに、発表会が間近だってだけで十分不安定な上に諸々の事象で…

踊れぬ黒鳥

あと1回のレッスン、2回のリハ、1回のゲネ、そして本番です。今日は2回のリハのうちの1回です。私にとって白鳥の湖ってのは本当に本当に特別な演目でした。1回1回のレッスンを大切にしてきました。それがあと数回だと言うのに、否だからこそ、憂鬱でなりませ…

自分の子供がわがままを言って泣き叫ぶのを見て憎たらしいと思うのは普通なのだろうか。多分それは普通のことのような気がする。自分の子供が何かを気に病み、私からの抱擁と言葉を待ちわび泣くのを見て、イライラするのは普通なのだろうか。これは普通じゃ…

男性の相場

今日非常にえぐい話を聞いてしまった。正直、最近の若手男性ダンサーはすごく実力が底上げされてると思うが、私の世代より少々上の年代だと、18やら20やらで初めて始めた男性ですら、金をもらって「プロ」として踊ってる人もざらにいる。レベルもそれなりで…

まだ飲んでいます。ただ酔ってはいません。家で飲むと自分のペースで、しかも外で飲むときのように、大嫌いな沈黙をやっつけるためにひたすら喋りたくもないことをペラペラとオーバーペースで喋り続けることもないので、リラックスしてどこまでも飲んでいま…

忘れえぬ恋

備忘録…についてのコメントをcheenaさんがつけてくれた日記はわけあって(というかうっかり)消してしまいましたが、その美しい響きは私を捉えて止みません。このブログを久しく読み返すことは無かったけど、ちょっと遡って見ると備忘録としての機能を多少は…

歓迎会

火曜日に飲み会ってどうかしてますが、残念なことに酔いやすくなりました。飲めなくなった自分にややがっかりです。さて鉄ちゃん課長に「700系ってやつ見ましたよー」と言ったら、「そりゃ古い700だ。新型は来月からじゃ。」とどこからともなく現れた鉄ちゃ…

何かを忘れている

そうです、ブログをやっていることを忘れていました。9月に白鳥湖があります。練習が異常に長引きだして、全幕の恐ろしさを感じています。何がって、この待ち時間。濡れたレオタードで冷えていく肉体が、筋肉の老化に拍車をかけています。つか衰えるほどの筋…

手荒れマイスターからの私信

手荒れ界のプリンス・キョンコさまからメッセージを頂きました。スキンケアにかける鬼気迫る意気込みはマイスターと呼ぶにふさわしい徹底振りです。肌荒れに苦しむ我々にとっては健康な人には想像も付かぬほど、肌への配慮が必要。是非参考にしたいと思いま…

【アッラーの】アレッポ石鹸【奇跡】

相変わらず小康を得る→悪化の繰り返しを経て、数年前に比べると元の皮膚が見る影もなくなってしまった手荒れ。指だけが全滅したものの手の平にだけは広がることが無かったのに、今では手のひらの中央部まで浸出してきた手荒れ。このまま手の平をも蹂躙し、手…

お花見

毎年、決まった時期に決まった事をする。それこそ四季を楽しむ文化を古来より育んできた日本人の伝統。が、伝統とは守るという行為それ自体が目的でもあり、花の下に一体どこから押し寄せたのか集う人々は漫然とただそこにおり、酒を飲みものを食べ、それを…

港へ・2

もう1年以上前の日記に書いたのと同じルートを辿って、再び目指すは名古屋港、の水族館。初めて見たイルカショーではなんか見慣れぬ、愛くるしい生物が巨体を波打たせ、数メートルも水中から飛び上がり、激しい水しぶきを上げてジャプーン!ザバーン!とやっ…

続・白鳥湖

1月末に2幕からの群舞のみ抜粋だった、喧々諤々なしょぼしょぼ白鳥湖は終わりました。リハもなく、ぶっつけ本番で行われた白鳥ならぬ烏合の衆による舞台は、場所はめちゃくちゃ、踊りもめちゃくちゃ、楽屋もめちゃくちゃの3重苦でした。もうああいうスタイル…

降板

ご覧になってくれている皆様、明けましておめでとうございます。今年もこれまで以上に頻度の低い更新で頑張っていきますので、良かったら見ていってくださいね。 さて、2人で踊るちょっとしたソリストパートがあったのですが、私の相方となるもうひとりの女…