2013-01-01から1年間の記事一覧

娘のバレエ発表会

自分が出演するより数倍辛い、バレエ母活動。何が辛いって、子供らがリハとかやってる間、母たちはひたすら楽屋でおしゃべりしてんだよね。子どもの習い事以外に何の共通点もない人たちと一体何を喋ってるんだろう?とコミュ障の私は一人別行動。そんな母の…

カニ食べ行こう

カニが食いたい。去る11月、カニ漁解禁のニュースを見てからずっと思っていた。そうだ福井だ。福井に行こう。カツノリ、福井に行くぞ!金を出せ! バーン!!金を強奪し福井到着。福井についての知識は全くないので、googleと知恵袋に頼り切って海岸線のとあ…

京都へ

父の納骨のため、墓地のある京都へ行ってきた。天気もよく、穏やかな日だった。鳥居の横には立派な紅葉が色づいている。早く着きすぎてしまったので、墓所の神社を通り過ぎた先にあるお寺を探検。綺麗な銀杏の絨毯。葬儀は家族のみで済ませたが、死を連絡す…

2013年11月に読んだ本のまとめ

2013年11月の読書メーター読んだ本の数:2冊読んだページ数:314ページナイス数:5ナイス芸術新潮 2013年 09月号 [雑誌]の感想富士山を芸術と宗教の視点から見てみると、登る富士山とはまた別の姿が見えてくる。廃道になったかつてのスタンダード登山道、吉…

2013年10月に読んだ本のまとめ

2013年10月の読書メーター読んだ本の数:8冊読んだページ数:1576ページナイス数:24ナイス坊っちゃんの感想意外や意外、息詰まる学園スペクタクルであった。今読んでも全く古臭くない、清冽な輝きさえ放つ人間ドラマに思わず一気読み。面白かった。読了日:…

雨飾山(十五座目/百)

そろそろ紅葉も良い時期だろうし、登山口までは遠いけど山自体は低くて日帰りできる、新潟・長野県境の雨飾山を目指す。しかしまあ、短い紅葉シーズン、三連休の中日、日帰りできるお手軽登山ができ、尚且つ絶好の好天に恵まれたとなれば、その混雑たるや都…

2013年9月に読んだ本のまとめ

2013年9月の読書メーター読んだ本の数:2冊読んだページ数:1063ページナイス数:4ナイスアイガー北壁・気象遭難 (新潮文庫)の感想多分再読してしまった。読んだ気はするけど、かなり読み進むまで確信が持てず、半ば義務感のように読み進んだ、て何の義務も…

乗鞍岳(十四座目/百)

今年の夏は慌ただしかった。気付くと、九月も終わろうとしていた。高い山に行くならもう時間がない。かといって高い山を登る気力も体力もない。そうだ、だったら乗鞍に行こうじゃありませんか。【行き方】今回は乗鞍スカイラインをバスで向かうルートを採る…

美ヶ原(十三座目/百)

父は車の運転が好きだった。運転だけではなく、車そのものを大切にしていた。煙草をやめる前のヘビースモーカー時代にも、父は車で煙草を吸うことはなかった。勿論、車中で飲食などとんでもない。車の中はいつも清潔で、ドアの内側に靴底が擦ったりしようも…

わけわかめ〜

何だかんだと、あれやこれやと、まだ全然終わってないけれども、今日は全てを投げ出し寝ていた。実感はないけれど疲れているのかもしれない。家事は全く手をつけられないでいる。それがまた一段とやる気を削ぐ。家が汚くてたまらん。掃除くらいしたい。やる…

忘れる前に

記憶がすぐ曖昧になってしまう。どうでもいいことこそ、意外とあとから大切になったりもする。とりあえず今のところは、何が大切で、何がどうでもいい記憶なのかも分からない。だから雑多に留めておくしかない。父が亡くなる前日の夜。ベッドに横たわり、シ…

旅の空

九月七日、午後九時半過ぎ。真っ暗な家にするのは不吉だから電気をつけて帰ろうか、と言ったらスモールランプだけ、と応えた。暗い部屋で横たわる父に向かい、じゃあね、また来るから、と言ったら小さく頷いた。それが私の見た、生きた父の最期の姿だった。…

荒島岳(十二座目/百)

嵐のような八月が終わり、ふと気付くと夏山シーズンも後半に入っている。人生は短い。自在に身体が動かせる期間はもっと短い。最近とみに衰えを感じることもあり、とにかく山を目指すことにした。しかし八月中、私が多忙にあえぐ期間は嫌味なほど晴れ渡って…

2013年8月に読んだ本のまとめ

2013年8月の読書メーター読んだ本の数:2冊読んだページ数:661ページナイス数:12ナイス芸術新潮 2013年 06月号 [雑誌]の感想夏目漱石って文化人だったのね。読了日:8月22日 著者:小説 野性時代 第112号 KADOKAWA文芸MOOK 62332‐15 (KADOKAWA文芸MOOK 114…

お墓参り

毎年恒例の、京都へお墓参り。ここ数年は毎年参っている。最初の頃は日帰りしていたけど、小さい子連れであまりに慌ただしいことと、せっかく観光地に墓があることだし。ということでここ数年は観光メインの墓参り小旅行となっている。まずは墓参り。うちの…

老いた父と、気違いの姉と

私には一人の父と、一人の姉がいる。父は私たち姉妹にとって非常に厄介な存在であり、精神にどれほどの傷を受け続けてきたかしれない。しかし私は父より命を与えられ、他人のそれと大きく異なってはいても愛されていることは何となく分かったし、金銭的にも…

2013年7月に読んだ本のまとめ

2013年7月の読書メーター読んだ本の数:4冊読んだページ数:1053ページナイス数:13ナイス標高8000メートルを生き抜く 登山の哲学 (NHK出版新書 407)の感想どんなジャンルであれ、趣味人がプロの生き様を見ても参考になるわけはなく、ただただすごいな〜と感…

大台ケ原山(十一座目/百)

この日行こうと思っていた山域は、当日の天気予報では雨との予報。でももう気分は山モードだし〜今更家でダラダラってのもなんかな〜かといって急遽予定変更でゴッツイ山に行くのも気分じゃね〜し〜ということで四日市トンテキを食べるために三重・奈良県境…

2013年6月に読んだ本のまとめ

2013年6月の読書メーター読んだ本の数:4冊読んだページ数:1774ページナイス数:17ナイス太陽の塔 (新潮文庫)の感想クッソ馬鹿馬鹿しい、クッソ笑える、森見文学の出発点。面白かった。読了日:6月26日 著者:森見 登美彦小説 野性時代 第110号 KADOKAWA文…

小秀山 二回目

梅雨入りしたというのに記録的少雨が続いていた昨今。雲はやや多いけど安定した天気図で、この日は山登りに良い感じだった。なのにかっちーはゴルフに行くとか言ってカチンときたので、一人で山に行くことにした。しかし私は1,000m以下の低山以外は単独で登…

2013年5月に読んだ本のまとめ

2013年5月の読書メーター読んだ本の数:4冊読んだページ数:980ページナイス数:16ナイス小説 野性時代 第109号 KADOKAWA文芸MOOK 62332‐12の感想切手の博物館行きたいー!読了日:5月27日 著者:芸術新潮 2013年 04月号 [雑誌]読了日:5月19日 著者:夢幻花…

実家に行ってみる、の巻

私の住む家から実家まで、多分2〜3キロ程度しか離れておらず、歩いて行ける。ただ歩いて行ったことはないので、今朝歩いて行ってみた。私の家族――両親と姉と私は、遥か昔に空中分解し、原型も留めず瓦解している。ただ残念な事に、家族はそれがどういうこ…

石鎚山(十座目/百)

GWあたりの登山で悩むのは、どの山に登るのかということ。アルプスはまだ雪の中だし、かといって来る夏山シーズンのために低山よりはもう少し手応えのある山で足を慣らしたいし。とか考えてウキウキしているGW初日、風邪を引いた。なんだそれ!そこで急…

2013年4月に読んだ本のまとめ

2013年4月の読書メーター読んだ本の数:5冊読んだページ数:1687ページナイス数:8ナイス小説 野性時代 第108号 KADOKAWA文芸MOOK 62332‐11の感想冒頭から始まる怒涛の江戸特集。同じ世界設定でも作家によってこうまで違うか。読了日:4月29日 著者:すきや…

御在所岳 二回目

さてすっかりヤマレコ化している当ブログですが、今年もその路線で邁進していこうと思います。スキーにスイッチする冬季登山休眠期間を終え、そろそろ山歩きすっかとチョイスしたのは御在所。今回は娘も同行。小学三年生になり地元の低山程度なら文句を垂れ…

2013年3月に読んだ本のまとめ

2013年3月の読書メーター読んだ本の数:8冊読んだページ数:3888ページナイス数:39ナイス小説 野性時代 第106号 KADOKAWA文芸MOOK 62332‐09 (KADOKAWA文芸MOOK 108)の感想全っぜん興味のないヤクザものも、「凍影」で読んじゃう面白さ。やっぱり食わず嫌い…

2013年2月に読んだ本のまとめ

2013年2月の読書メーター読んだ本の数:3冊読んだページ数:1587ページナイス数:9ナイス沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇(下) (新潮文庫)の感想腐敗した企業体質が遂に事故として表面化し始める、第二巻。アフリカ篇二集に渡り不当に抑圧される主人公に寄り添って…

2013年1月に読んだ本のまとめ

2013年1月の読書メーター読んだ本の数:1冊読んだページ数:382ページナイス数:8ナイス旅する力―深夜特急ノート (新潮文庫)の感想自分が死んだあと、世界はどうなるのだろうという悲しい興味は誰しも持つのではないだろうか。何かが完結するというのは何か…

戦争とは人間性の崩壊である。

元祖帝国主義ファミリーの困った次男坊・ヘンリー君が、自らも参戦したアフガニスタンでの従軍経験を振り返り「楽しいよ。僕はプレイステーションやXboxで遊ぶのが大好きな人間だから。僕のこの親指がすごく役に立っていると思いたいね」と語ったニュースが…

友人に手紙を書いた

手書きで手紙を書くのは何年振りだろう。レターセットを選び、そのセンスを変に思われないか案じ、悩んだ挙句に漸く買う。少ない枚数の便箋に、歪まないよう、間違えないよう、慎重にペンを走らせる。書こうと思っていた文章と、現実に文字になる文章は、少…