2010-01-01から1年間の記事一覧

例えばの話

ABTのダンサーがふらりと地方の弱小バレエ教室にやってきて、ABTどころか地元バレエ団の公演すら見たことない子供たちに、バレエを指導するとか。アメリカで研鑽を積んだ心臓外科医が、田舎の療養所で勤務する田舎医師に手術を指導して薄幸の少女を助けると…

病院を変えた

大きくて新しくて設備が整ってて、医師も常時数人いる評判のいい獣医ってことで、はるばる遠くからも患者がやってくるでっかい動物病院が近所にある。いい病院が近くにあって良かったね〜と言われ、特に疑問も抱かず通っていた。けどそういう病院の常で、医…

思い出の地

愛知県の春日井市に住んでかれこれ4年ほど経ちます。その間に3回引越ししました。今年7月に引越したばかりの新居から歩いて10秒のところに、堤防があります。私が生まれ育った名古屋の貧乏長屋の近くにも、全く同じ風情の川があり、その川を中心としたドラマ…

預言者

2012年はマヤだかインカだか、なんかその辺のあれで地球が滅亡するらしいね。けどそんな壮大なこと言わなくたって、身近にはもっと信仰に値する預言者がいっぱいおります。WIKIより抜粋『消しゴム版画家のナンシー関は、2001年に出版された著書内で「メダリ…

新田次郎『強力伝・孤島』

賞を取った小説が必ずしも面白いとは限らない、とはよく言われていることだけど、無冠の100作を読んで1作の佳作を探すよりは、賞を取った10作を読む方が1作の佳作に遭遇する確率が、やっぱり高いと思う。傑作に遭遇するに至るまでの絞り込みを楽しむほど大し…

介護の日々

悪性所見だけど体力不足で検査ができず、原因すら確定できないねずさん。多分確実に癌ですと言われてても、調べてないんだからまだ分からんだろと、「多分」がついてる限り、なんだか受け入れきれない。そんな気持ちを置き去りのまま、胸に穴があけられ、着…

「遭難者を知らせぬ登山者」

2009年に起こった、8人が亡くなったトムラウシ山の遭難事故は記憶に新しいところですが、2002年にも同じくトムラウシで2人が亡くなった遭難事故がありました。表題はその事故に関する記事の新聞見出しです。亡くなった1人は、山頂まで約2キロの登山道上…

宇多田に思う

カバーしてくれんかなあ。親が有名人の気分とかよく分からんのだけど、なんか拒否したい気持ちってあるんかしら。カラオケとか行っても絶対親の歌には手を出さん的な。てか藤圭子ほんと上手いね。血ってやっぱりあるんじゃないかと思わすね。ねずさんへ強制…

椿屋さん

艶ロック四六時中猫に張り付いているわけにはいかんので、色々やらなきゃなあ。ねずさんも若干私をウザそうに感じてるっぽいです。とりあえず誕生日までに原稿用紙400枚完成させようと思いまっす。

ねずちゃん

うちの猫の名です。10年以上苦楽を共にしました。人生で一番激動の時期を、ずっと癒し続けてくれました。私にとっては特別でオンリーワンな存在なんですが、今瀕死の状態にあります。毎日が辛いです。何も手につきません。

新田次郎『先導者・赤い雪崩』

言わずと知れた山岳小説の雄(このカテゴリ区分を本人は嫌がってたんだってさ)、新田次郎の短編集。結論から言うとどれも面白くなかった。今まで読んだのが大作というか代表作ばかりだったからそう感じたんだろうけど、やはり代表作を代表足らしめているの…

あれの問題

私の身の回りの中国人って優秀な人が多いしすげーなーて思うんだけど、人口多いと阿保も多いんでしょうね。独裁国家で民主的思想が成熟してなくて可哀そうですが、教科書にも載ってないし情報が無いんじゃ仕方ないですわね。左巻き自認の私でも敢えてひっそ…

木曽駒ヶ岳 二回目 2/2

遭難記念碑を通過した後は、馬ノ背の急登。ここにきての最後のこの傾斜は、もう膝必殺。ていうか膝とかなんとかではなく、とにかくもう、疲労困憊。風も強く、展望はしばしばガスで閉ざされるようになる。ストックを片付けて、よじ登っていく。時間がまだ早…

木曽駒ヶ岳 二回目 1/2

登山を始めて3年、何故か毎年登る羽目になっている木曽駒に今年も再びアタック。というのも登山を始めたきっかけが新田次郎を読んだことであり、聖職の碑を見るためであり、木曽駒に登ることであったからだ。1回目はロープウェイから出発し、悪天候のため8合…

GOPAN

世界の人々に健康で楽しい、お米ライフを提案するおうちのお米で、毎日手軽に「パン」がつくれる世界初!ライスブレッドクッカー「GOPAN(ゴパン)」おかずがなくても米さえありゃ満腹食べれるってくらい無類の米好きの私は、今日のお昼もカレーヌードルの残…

屋久島その4(了) 宮之浦岳(四座目/百)

4日目私にとって屋久島に来た目的は、縄文杉でも、もののけの森でもなく、この日の宮之浦岳登山でした。むくっと起きて足を屈伸すると、なんと痛みが消えています。結果、前日のリハビリは吉と出たようです。ただ違和感は残り、登れたとしても下山がどうなる…

屋久島その3

3日目3日目は念のために休養日としておいて、まじ私グッジョブ!でした。前日の膝の痛みが恐ろしいほどに後を引いており、翌日に予定しているメインイベントの登山など、到底考えられない痛みです。登山の当日キャンセル料100%、夫と二人分で26000円の損失…

屋久島その2

2日目ちょうど夏休みに入ったこともあり、屋久杉登山は超満員だそうで、本来ならもっと早めに出るところ、時間をずらして遅めの朝6時に宿を出発しました。登山開始は7時。帰りが思いやられるスロースタートで、まあ案の定帰り道は超ハイピッチで、大変な思い…

屋久島その1

7月19日から屋久島に行ってきました。ちょうど2日前に梅雨が明けたので、雨の心配はまったくなし。好天に恵まれました。1日目中部国際空港〜鹿児島空港〜屋久島空港と空路。飛行機は乗りたくないけど時間短縮のため仕方ない。しかもJAL、怖くて吐きそうだっ…

故郷

我が尊敬するお友達、キョンコちゃんがこのほど、新しいブログを立ち上げました。冒頭の、故郷を想う言葉には染み入る含蓄があります。彼は決して故郷を愛して止まないわけではありません。ただ、愛そうと愛さざるとに関わらず、彼にとっての故郷は彼の中に…

本日曇天なり

6月13日、結婚しました。結婚式ってほんと大変でした。

過去最高

ジゼルの貸衣装がきた。過去最高に地味貸衣装ってのはさ、オーダーで衣装を作れない貧乏人どもが、せめて年に一度程度は、夢をシェアして夢々しいひとときを過ごそうってのが本来だと思うわけよ。サイズが違うとか、色がヘンとかいう苦難を乗り越えて尚、ま…

八曽山

ゲストがやってくるので必ず来い、といわれていたジゼルのリハーサルをすっぽかして愛知県犬山市、八曽山へハイキングに行ってきた。もうこれだけで自堕落で背徳的なムードが漂ってるわけですが、ぶっちゃけ、おこちゃまとオババしかいないごちゃ混ぜコール…

深町秋生『果てしなき渇き』

「このミステリーがすごい大賞」とかいう賞があるらしく、それの大賞受賞作品。今までそういう、ナントカ賞の受賞作的なものを読んだことがなかっただけに、こんなもんが本屋で平積み?と驚いてしまった。この連休中、歯の根元が炎症を起こして鎮痛剤も効か…

弥勒山その1

今年もそろそろ登山がシーズンイン。きたるべき登山の準備運動と、やる気ゼロのままあと1か月を切った発表会のための体力増強を兼ね、春日井市の弥勒山に行ってきた。低い山なので冬でも登れるのだけど、一度2月くらいに挫折し下山した。冬に戸外で身体を動…

森見登美彦『新釈_走れメロス_他四篇』

若いうちに読めば血肉となるけど、歳食ってから読んでも大して役に立たないジャンルの本というのはあると思う。その中の一つが近代文学というジャンルで、完全に知らないよりは、知識として読むことを無駄とまでは思わないけど、今更太宰だ漱石だ鴎外だ、っ…

恩田陸『蒲公英草子』

本のカテゴリを作っていつつも、本を読むだけで面倒なのに感想めいたものを書く時間がなくて書いていませんでしたが、備忘録もかねて一応読んだもんだけでも書いとこうと思い立ちました。取り立てて大好きでもないのだけどそこそこ読んでいる恩田陸、「常野…

ぱんぱかぱーん!

シングルマザーになり久しいわたくしですが、また結婚する事になりました。前回は色々問題の山積した相手で離婚はやっぱりなーだったわけですが、今回は出会った日から運命の相手です。添い遂げようと思いマッスル!

5月の演目

私の家からバレエの教室まで自転車で1分。朝10時に家を出て、戻ってきたら4時だった。ここ数年、平日朝のレッスンに参加する機会がなかったので、こんなふうだってな事を忘れてた。もちろん休憩や食事もなく、6時間ぶっ通しで「趣味の」バレエを仕事より真剣…

ニートフリーランス

陽光に包まれた爽やかな日で良かったわ!今日から無職フリーランサーとしての、私の第一歩が始まるの。おおマシュウ・・・散る桜の花びら一枚一枚がこんなに輝いて見えた事、今まであって?まだ冷たい、強がりな風は春の女神の匂いを連れて、萌え立つ風にそ…