2013年3月に読んだ本のまとめ


2013年3月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:3888ページ
ナイス数:39ナイス

小説 野性時代 第106号  KADOKAWA文芸MOOK  62332‐09 (KADOKAWA文芸MOOK 108)小説 野性時代 第106号 KADOKAWA文芸MOOK 62332‐09 (KADOKAWA文芸MOOK 108)感想
全っぜん興味のないヤクザものも、「凍影」で読んじゃう面白さ。やっぱり食わず嫌いはダメね!
読了日:3月30日 著者:




永遠の0 (講談社文庫)永遠の0 (講談社文庫)感想
面白かった。面白かったんだけど、特攻について書かれた著書はそれこそ山ほどあり、なぜ今この時期にこれが流行り、社会現象ともいえるほど多くの読者から共感を得ているのかが今一つ分からない。妙に手練れた感じのない素直な文章が、これまで特攻に興味を抱かなかった読者を開拓したのかな。謎の一冊。いや、確かに面白かったんだけど。
読了日:3月27日 著者:百田 尚樹




小説 野性時代 第105号  KADOKAWA文芸MOOK  62332‐08 (KADOKAWA文芸MOOK 107)小説 野性時代 第105号 KADOKAWA文芸MOOK 62332‐08 (KADOKAWA文芸MOOK 107)感想
驚いたとき、アギジャビヨー!と呟くマイブーム。
読了日:3月20日 著者:




沈まぬ太陽〈5〉会長室篇(下) (新潮文庫)沈まぬ太陽〈5〉会長室篇(下) (新潮文庫)感想
これだけの筆力を持った作家が、この題材と格闘した奇跡に心から感謝する。大企業の腐敗構造とはどういうものなのか、小説の体裁で白日の下に晒した功績は限りなく大きい。これは過去の物語ではなく普遍的なテーマであり、今日まさに電力会社が福島で起こした未曾有の大惨事を強く連想させるだろう。世に警鐘を鳴らし続ける作品がこうして誕生し、読み継がれていくことが、御巣鷹に散った命へのささやかな鎮魂になると信じたい。
読了日:3月15日 著者:山崎 豊子




沈まぬ太陽〈4〉会長室篇(上) (新潮文庫)沈まぬ太陽〈4〉会長室篇(上) (新潮文庫)感想
御巣鷹の事故後「国民航空」がどのような末路を辿るか分かっているだけに、読んでいてやりきれない。あとは小説として、どのように物語に決着をつけるのか期待するのみ。
読了日:3月11日 著者:山崎 豊子




沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇 (新潮文庫)沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇 (新潮文庫)感想
事故そのものは、どれだけ想像しても想像が及びもつかないものだから、事故現場の凄惨を極める描写よりも、それに続く遺族の戦いの方が、ある意味より悲惨で現実味を感じる。何にせよ読むのが辛い第三巻。
読了日:3月5日 著者:山崎 豊子




小説 野性時代 第104号  KADOKAWA文芸MOOK  62332‐07 (KADOKAWA文芸MOOK 106)小説 野性時代 第104号 KADOKAWA文芸MOOK 62332‐07 (KADOKAWA文芸MOOK 106)感想
森村誠一がこの連載群に入っているのはちょっと(読むのが)厳しい。
読了日:3月3日 著者:




山と渓谷 2013年 1月号山と渓谷 2013年 1月号感想
ヤマケイ読者の八割は男性とのこと。なんか、色んな意味で分かる。
読了日:3月3日 著者:





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