2013年12月に読んだ本のまとめ


みなさま明けましておめでとうございます。
今年もよろしくちゃん。


2013年12月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1797ページ
ナイス数:13ナイス

橋のない川 (2) (新潮文庫)橋のない川 (2) (新潮文庫)感想
部落差別の本質とは何なのか、差別される側の人間の目を通して丁寧に丁寧に書いている。しかしこれまでのところ、エタとは何ら悪いことをしていない基本的に善人である、という登場人物ばかりで偏りも感じる。今後どうなるか。
読了日:12月21日 著者:住井すゑ



芸術新潮 2013年 10月号 [雑誌]芸術新潮 2013年 10月号 [雑誌]感想
初期のウッドストックが普通の鳥だった……
読了日:12月18日 著者:





冷静と情熱のあいだ―Rosso (角川文庫)冷静と情熱のあいだ―Rosso (角川文庫)感想
青に続き。本来的には赤から読むべきだったのかな? 恋愛小説として、よくできている。作品自体に非難されるべき何事もなかったと思う。しかしどうしても、完璧でリッチメンの体臭も臭くないアメリカ人がこんな地味な日本人を好きになるもんかという斜めに身構えた意識を終始捨てられなかった。そのせいで純粋に読めなかった感じはする。ど日本人な私には共感しづらい物語だった。
読了日:12月10日 著者:江國香織



冷静と情熱のあいだ―Blu (角川文庫)冷静と情熱のあいだ―Blu (角川文庫)感想
心に他の女を住まわせつつ、自分を愛してくれる別の女に安らぎを得ちゃってなんかズルズルしてる後ろ向きな煮え切らない青年のとある恋愛話。小さな事件が様々に散りばめられたストーリーは上手。約束が果たされた後の虚無感の表現も秀逸。でもどーしてもこういう男は好きになれず、メミちゃんみたいな女も嫌い。やや感情移入しにくかった……
読了日:12月9日 著者:辻仁成



小説 野性時代 第116号  62332‐19 (KADOKAWA文芸MOOK 118)小説 野性時代 第116号 62332‐19 (KADOKAWA文芸MOOK 118)感想
池上永一「黙示録」最終回。どっからどう刻んでもエンターテイメントが出てくる壮大な物語だった。イヤー面白かったな〜。感無量。
読了日:12月6日 著者:






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