2014年4月に読んだ本のまとめ


2014年4月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1241ページ
ナイス数:4ナイス

1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記 (幻冬舎文庫)1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記 (幻冬舎文庫)感想
難病で身体の機能が失われていく少女の、書く機能がまだ残っていた頃までの手記。これ自体も切ない本だが、むしろこの後、書くこともできなくなってただ寝て過ごした、亡くなるまでの数年間のことを想像する。果たしてその気持ちには考えがとても及ばない。
読了日:4月22日 著者:木藤亜也



小説 野性時代 第120号 (KADOKAWA文芸MOOK 122)小説 野性時代 第120号 (KADOKAWA文芸MOOK 122)感想
近藤史恵『さいごの毛布』最終回、エッ最終回。最後の「了」を見るまで最終回に全く気付かなかった稀有なる作品、淡々としておりましたなあ。
読了日:4月14日 著者:



橋のない川 (4) (新潮文庫)橋のない川 (4) (新潮文庫)感想
わけもわからず、いわれのない差別と貧困にあえぐ幼い兄弟にしみじみ同情を寄せて読んできたが、ここにきていよいよ兄弟たちは共産思考に染まり、それでも飽き足らず全ての登場人物たちの口を借りて作者がこれでもかこれでもかと共産万歳をぶちあげる。これまでの人物造形はなんだったのだ、こんなの著者の横暴じゃん。
読了日:4月9日 著者:住井すゑ


芸術新潮 2014年 02月号 [雑誌]芸術新潮 2014年 02月号 [雑誌]感想
一番印象に残るのは、得てして大特集ではなかったりする。今号もそんな感じで、「日展不正何を今更」の1ページにクスッときたり。
読了日:4月5日 著者:




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