花組トップスター

そういえばブログを書いていたことを忘れるところだった。ちょっと見ない間に日記を書き込むフォームの、なんかデザインみたいのが変わってておぅょぇ!となりました。さて今日も妄想花組トップスター、私こと西ノ森メル子はグーポでも伸びない頑丈な膝を颯爽とポキポキ鳴らし、いつものようにお稽古へ。今日のおもちゃはバレエ経験10時間くらいの男性劇団員、それに対し女子(推定平均年齢38)11人というのに、パドドゥごっこをしたがる先生は無茶苦茶です。こういうときは決まって、そう、トップスターたるわたくしの出番。男性というだけでプロムナードをやらされる劇団員に、長身というだけで男性役をやらされる私。花組は今日もてんやわんや!でも最近そんなシチュエーションにも馴れ始め、「メルコちゃんのサポート、なんか踊りやすい!」の言葉に覚醒した私はにわかに一生懸命取り組んでみたところ、相手のパンシェが美しく決まったのは、バランスを崩さずアチチュードできるのは、そう私のサポートあってこそ・・・と、アダジオしか踊れないオッサンどもを罵っていたにも関わらず、裏方の役に甘んじ、相手の悪いところは相手のせい、相手の良いところは私のおかげ、、、と恍惚の境地へと導かれたのです。ピルエットやらリフトやらがぴったり決められた時の、なぜか得意満面のオッサンたちの気持ちが痛感されました。ああ・・・オジサンたち気持ちは分かるけどそれは妄想よ!そう、私の通う夢の花園、妄想花組でのみ許される虚飾のエトワール・・・