続・白鳥湖

1月末に2幕からの群舞のみ抜粋だった、喧々諤々なしょぼしょぼ白鳥湖は終わりました。リハもなく、ぶっつけ本番で行われた白鳥ならぬ烏合の衆による舞台は、場所はめちゃくちゃ、踊りもめちゃくちゃ、楽屋もめちゃくちゃの3重苦でした。もうああいうスタイルの公演には2度と参加したくありません。


で次の公演の予行演習として出たのが先の合同発表会でしたが、いよいよ本番である9月の配役が決定しました。2幕は引き続き「大きな白鳥」のVa。問題児だった私とペアのオバハンはもう辞めたっぽいのでメンバーにも入っておらず、代わりに入った子は気心知れた、私の仲良しちゃんなので胸をなでおろしました。3幕はナポリのディベルティスマンきた〜〜!!
小さい教室だと、3幕の民族系はどこでも大人からメンバーを詰め込む姥捨て山だと相場が決まっているのですが、ご他聞にもれずうちの教室も、パドフィアンセからスペイン、ハンガリー、ロシアにナポリも当然大人からクラスが占拠しています。まあ贅沢は言いませんがと言いつつ贅沢を言うと、ナポリなんて聞くだけで吐き気がするほど何度もやったのでもうお腹いっぱいなんです。ただ今回、唯一にして最大いつもと違うのは、妊娠して出れなくなってしまったパートナーの女の子の代わりに、知り合いのオジサンを呼んだので振り付けの幅が相当広がったことです。3幕姥捨て山コーナーはどこにいても、先生のやっつけ仕事で適当な振り付けなのが殆どですが、今回はちょっと入り組んだ振りになりそうでうれしいです。


ただちょっとアテンションなのが、一応全幕風になっているものの、1幕はパドトロワのみ、4幕は大幅カットのスーパーダイジェスト版なことです。まあ小さい子供を除くと30人くらいしかいないのに本物の全幕やるってのは無理だし、なんちゃって全幕ができるだけでも幸せなこと・・・。