お墓参り
毎年恒例の、京都へお墓参り。ここ数年は毎年参っている。最初の頃は日帰りしていたけど、小さい子連れであまりに慌ただしいことと、せっかく観光地に墓があることだし。ということでここ数年は観光メインの墓参り小旅行となっている。
まずは墓参り。うちの墓がある神社はかつて龍馬が葬られた墓所で、後に龍馬をはじめ幕末の志士たちは護国寺に移されることになるが、墓地の横には龍馬の葬列が通ったという階段が往時の名残を残している。
墓参りを終え、京都国際マンガミュージアムへ。来たかったの!!
目的はこちら、「バレエ・マンガ 永遠なる美しさ」展を観るため。バレエという総合芸術を漫画で表現する苦労は大変なものでしょう。
かつては小学校だったという建物は、趣のある佇まいをそのまま生かしている。
ポッとマンガがつくれちゃうコーナーに我が子は釘付け。横ではリアル人間がマンガを描いてござった。
雑誌の読める棚。
英語版ジョジョ。ドヒュアとかはそのまま。まあここだけ描きかえることは不可能か。
各国版ドラえもん。
漫画家さんたちの手の石膏像。ほほお……興味深い。思わず真似しちゃうよね。
大御所さんも!
吹き抜けには巨大火の鳥オブジェ。
館内いたるところに漫画棚が並べられ、喫茶のない漫喫という雰囲気。こりゃ年間パスポートがあるのも頷ける。
最後は体験イベント「モビールを作ろう」で、バレエマンガ展と連動したバレエモチーフのモビールを作る。幼児と低学年に混ざって、かっちーと私の中年ペアが図々しく最後まで残って熱心に作る。指導してくれたカワイ子ちゃんたちありがとう!
夕方になり、宿に向かう途中、せっかくだからもう1イベント!と急遽金閣に飛び込む。日本人より外国人が多かったのではなかろうか。あまりの観光地っぷりに特に思うこともなく……。
一夜明け、嵐山観光。嵐山のシンボル、渡月橋。
そして、竹林。
観光客で溢れんばかりのメインストリートを離れると、古き良き田園風景の広がる、京都の片田舎という雰囲気。ただ、とにかく暑くてぶっ倒れそうだった。
こうして年に一度の墓参りは終了したわけだが、今年はもう一度、訪れなければならないかもしれない。父親の容体が芳しくない。