日本の森

愛知県尾張旭市あたり?にある森林公園に行ってきた。名に違(たが)わぬ森林ぶり、相当な広さだったので少々散策した程度では到底見て回ることはできなかった。
愛知県の森はあまり綺麗でないと聞いたことがある。確かに山深い、民間信仰や鬼祭りが未だ生きる三河地方へ秋に行ったとしても、紅葉というより茶色や深緑が続くだけでどこか重く、美しくない。しかし日本に手付かずで残る山の方がずっと少ないような気もするので、結局どこの山もこんな感じで、深緑の色気の無い針葉樹が多いのではなかろうか。それを知るためには、旅立たねばならないのだ!


・・・自分の生まれて育ったこの日本ですら、知らないところの方がずっと多い。もっとこの国の事を知るため、出動せねばならん。手始めは東北、青森がよろしい。この季節になると青森へ行きたくて仕方が無い。なんかこの間までは長崎と言っていたがそれはそれ。神仏宿る恐山で霊験あらたかなイタコにモンローやクレオパトラを口よせてもらい、民俗学の奥深さを噛み締めながら平成の脳内南方熊楠は今日もゆくのです!