日記

私の知るある方は、「毎日日記を書くことはできるのだけど、マンネリになりたくないので敢えて時間を置いている」と言っていた。私の毎日は驚くほどマンネリで、今日という月曜日は1週間前と数分も違わず同じ行動をしているし、きっと半年前も同じ月曜日だったし、半年後も同じ月曜日と思われる。その中で忘れていく事象を書き留めるために始めたこのブログでもあるけど、最近はそのわざわざ書き留めるべきことも無くなってきた。いやあるとしても書きとめる必要性を感じなくなっているわけで、それはすなわち感受性の消失そのものであり、これはいわゆる危機である。


また他の、私の知るある方は、「毎日駄作でも描き続けること、筆を置かない事が何より重要」とも言っていた。置いてしまった私には痛感する言葉で、置いてしまった結果、筆をとることが最早恐怖症になってしまっている。前者の言うことも後者の言うことも一理あるのだが、私のような堕落した人種には後者の方が、努力して獲得せねばならない目標であるように感じる。


ということで今日も何も変わらない、寝る時間までいつもと同じ私だけど、感受性を呼び戻すために無理矢理日記を書いてみる。違う今日にしなければならない。違う今日と感じなければならない。ということで近所に新しくできたスーパーに行ってみることにする。おにくが100円らしい。