まだ飲んでいます。ただ酔ってはいません。家で飲むと自分のペースで、しかも外で飲むときのように、大嫌いな沈黙をやっつけるためにひたすら喋りたくもないことをペラペラとオーバーペースで喋り続けることもないので、リラックスしてどこまでも飲んでいます。気分はいいのだけど、ただ今日はちょっと深く酔いたい気分だったので残念です。本当は死ぬほど酔って絵を描こうと思っていました。私にとって絵を描くことは少し覚悟の要ることなので、酔えなかった今日はやっぱりやめてこうして文章ばかり書いています。
子供の頃から爪をかむ癖があります。なんとなく、四六時中噛んでいたような気がします。大人になってからは、ものすごく集中しているときとかに噛んでいて、アッと気づいてやめるんですが、それはシラフのとき。私には私なりの理由があってよく酔う事を選択しているんですが、まあ理由はいずれ気が向けば書くとして、酔っていると、私のCPUは非常に処理能力が低下して、それと反比例するようにあふれ出る様々な思索っつーか妄想が、現実と混濁するかのごとくぐるぐると脳内をめぐってオーバーフローし、異常行動を抑えるためのような感じでカリカリと爪を噛んでいるようです。そのとき私は噛んでる事を自分で全く意識していないんですが、今の旦那さん然り、これまで付き合ってきた男はほぼ全員、泥酔状態で私が爪を噛んでいると手首をつかんで、絶対噛ませないようにしていました。気に障るのかしらね。しかしそれが鼻くそを無意識に食う癖、とかじゃなくて良かった。本当に良かった。