男性の相場


今日非常にえぐい話を聞いてしまった。正直、最近の若手男性ダンサーはすごく実力が底上げされてると思うが、私の世代より少々上の年代だと、18やら20やらで初めて始めた男性ですら、金をもらって「プロ」として踊ってる人もざらにいる。レベルもそれなりで大したことは無い。巨顔の短足でも金をもらってプロ。ここが田舎だって事もあるだろうが、田舎の中では都会な方なのにこの有様。
知人のおっさんダンサーに今日、賞味な話名古屋界隈の男性ダンサーの相場という不文律について知らされてしまった。将棋で言えば桂馬・香車レベルなら、リハ1回8千円本番10万。飛車角レベルならリハ1回1万、本番12万。玉レベルならリハ1万だとしても、本番は20万以上…これが最低ラインだってさ。プ!つーかそのヘンテコリンな駒のグレードは一体誰が判断してるってのよ。
仕事なんだからこれくらいの日当は当然なんだと主張していたけど、仕事の割にはプロに徹した普段のレッスンもしてないくせに…プロフェッショナルのカンパニーにも所属してなかったくせに…バレエ学校も出てないくせに…領収書も発行しないくせに…。東京には元○×バレエ団所属、なんて落武者ダンサーが山ほどいるはずです。名古屋にいらっしゃい!御殿が建てられますよ。
そして巨顔短足腹ブヨ内股の、私のような夢子オバチャンは耽美趣味的なバレエという幻想世界に参加できるというそのことだけに夢想し、快感を得、時に泣き、ビジネスとは遠く離れた境地でバレエを妄想しているのです。対極のこいつら、この胡坐かきくさった下手糞親父たちに金を支払って。私に紹介されかけた男性ダンサーは、足首が常にフレックスの50前の爺で日当10万ですって。「10万円、私が頂いたとしても踊りません。」と丁重にお断りしましたわ。