北海道へ・一日目


今年はなんか色々と疲れたので一人になりたい、とは思っていた。そしてもう一つ、父が遺した車もあまり乗らないので、処分しようとも思っていた。ということで車を処分する前に、父が大切に乗っていたその車で、どこかをたっぷり車で走りつつ、ついでに一人になりに行こう。
てことで、たっぷり走れる=北海道、という理由だけで目的地は北海道を設定。娘が夏休みになるのを待ち、二週間分の荷物を満載して出発の日を迎えた。



二日前に納骨を済ませた姉と、父の霊璽を連れて行く。こんな風に出かけるのも、きっと最後になるだろう。



二日前に姉の納骨のため京都を訪れたばかりだけど、再び京都の舞鶴港に。到着したのは出航23:50の三時間前にも関わらず、随分と車は多かった。



新日本海フェリー』の、綺麗な高速船。舞鶴〜小樽間をおよそ20時間ほどで結んでいる。



予約したのは、一番安い二等船室の、女性専用席。



二等船室なのにベッド!! そして平日出航ということもあり、全十席のスペースも半分埋まってないくらい。静かで、非常に快適。



カーテンを閉め、この日は早々に眠ることにする。起きたら洋上だ。