北海道へ・三日目


夜っぴいて、北に向かって走れるところまで走ろうとしていた前夜。国道231号線の雄冬で工事のため22〜7時の夜間通行止との案内を発見。まだまだ走れる体力はあったが、道がなければ仕方ない。途中、車中泊できそうな公園を見つけたので、そこで一夜を明かすことにした。



車中泊ながらぐっすり眠り、カラスの声で目覚めると、空はどんよりと暗く、海もどんよりと鉛色をしていた。前夜は気付かなかったけど海水浴場に面していたらしく、すぐ目の前に海がある。ナビ上では海が近いことは表示されていたけど、こんなに近いとはびっくり。



6:50、雄冬ゲートで7:00の開門を待つ車列。といっても私で五、六台目ってとこだろうか。



途中でコンビニに立ち寄って朝食を仕入れたり、本土と違ってまだ夏休みに入っていない小学生の通学を見ながら、ぐんぐんと北上して行く。いきなり、北海道感を満喫できる道。



走り出してから6時間後の13:00、稚内フェリーターミナルに到着。とても綺麗。



中もまた非常に綺麗で、恐らく最近できたんだろうなーという建物。またしても出航三時間前に到着してしまったものの、快適に時間を潰す。



利尻島へ向かうフェリー。




二等船室。こちらは高速船ではないので、デッキで過ごすことも可能。



二時間ほどの航行を経て、目指す利尻島が見えてきた。お天気の利尻富士は、山頂までくっきりと見通せる。



この日の宿『旅館夕陽』から見た風景。山も海も見えないけど、その名のとおり夕陽が宿を照らしていた。



部屋はこんな感じ。久し振りのお布団でゆっくりと眠る。